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【番外編】中学生の“もしも”に備える!万引き対応マニュアル&親子の信頼関係の築き方

学校生活

こんにちは!学歴ゼロママこと、ナーティです!

今回は、このブログの趣旨から少し外れてしまいますが、子どもの問題行動(万引き)について、学校よりとても参考になる資料をいただいたので、まとめてみました!

勉強や成績も大切ですが、自立した一人の人間として、将来巣立ってもらうために、日ごろからの「子どもとの関わり方」はとても大切だと、改めて感じました。

“反抗期でなかなか話を聞いてくれない。”“忙しくて一緒に過ごす時間が減ってきた。”

そんな方にぜひ参考にしていただければ嬉しいです(^^)

この資料では、『万引き』にフォーカスを当てたものになっていました。自分の子には無縁と思っている万引き。しかし、周りの子に巻き込まれてしてしまうこともあるようです。

子どもが万引きをしてしまう背景

背景1 自分が欲しいから背景2 友達の影響背景3 ゲーム感覚で
お小遣いでは買えない持っていないと仲間に入れてもらえないゲームをしているような感じ
親には頼めない誘いを断れなくて友達と軽い気持ちで
単に欲しかった命令されて捕まらないだろう
「万引きをしない・させない」社会環境づくりと規範意識の醸成に関する調査研究会「万引きに関する調査研究報告書」より

普段から何でも話し合える関係を作っておくことが大切ですね。

我が家は、どんなお友達と仲良くしているかも全て話してもらっています。
LINEも、お互い好きな時に見れるのが当たり前。
隠し事は基本しないようにしています。

(その上で隠したいことがあれば、無理には追及しません(^^))

見つからなければ、またやっちゃう

再び万引きをする理由

1位:見つからなかったから
2位:注意されなかったから
3位:代金を支払い、許されたから

Q:万引きをする時の気持ちは…

はじめての万引き

1位:いけないことだと迷った
2位:見つかるのが怖かった

10回以上の万引き

1位:スリルがあって楽しかった
2位:何も感じなかった

東京都「子どもに、絶対、万引きをさせない!!宣言」より

もしも、自分の子が万引きをしてしまったら…

想像できない事ですが、しっかり考えておく事で、いざという時、子どもを追い詰めないようにできるかもしれません。

中学1年生とのコミュニケーションに使えるカウンセリング技法をご紹介します(^^)

1.アクティブ・リスニング

子どもの話を「評価せずに」「途中で遮らずに」「共感しながら」聴く技法

ポイント

相づち:「うん」「そうなんだ」「それは大変だったね」
目線を合わせる or そっと横に座る
表情や態度で「関心」を伝える

信頼関係の土台をつくる。

私がいつも意識していることです(^^)

これはかなり親の忍耐力が必要です。
私自身は、親子性格が正反対なので、できるようになるまで何年もかかりました(^^;

2.パラレルフレーズ

子どもが言ったことを、少し言い換えて「返してあげる」技法

例えば

子:“学校めんどくさい”

親:“今、ちょっと疲れてるのかもしれないね”

→子どもが「気持ちをわかってもらえた」と感じやすくなります。

これは、なるほど💡と感じました!
我が家では、プラス言葉と呼んでいますが、親が言い換えてあげればいいんですね(^^)

3.アイメッセージ

感情や要望を「相手を責める言い方」ではなく、「自分の気持ち」として伝える方法

例えば

דなんでそんな言い方するの?”
“そう言われると、私は少し悲しいな”

感情の共有ができ、反発を招きにくくなります。

こちらも私がいつも意識していることです。
“私も一人の人間だよ”と伝えることが大切だと思います(^^)

4.沈黙の尊重

「沈黙=失敗」と思わず、沈黙を受け止める姿勢

ポイント

焦って何か言おうとしない
子どもが考える時間を尊重する

→沈黙の後に出てくる言葉は「本音」であることが多い。

こちらも普段から、かなり意識しています。
確かに「本音」を言ってくれているように感じます。

どうしても時間がない時は、“ほんまはお話ししたいけど、今◯◯で時間がないから、ママが話すね、ごめんね”と必ず伝えます。

こちらの気持ちも伝わると嬉しいですね(^^)

5.オープン・クエッション

「はい・いいえ」で終わらない問いかけで、子どもの考えや気持ちを引き出す

例えば

ד今日学校楽しかった?”
“今日、一番おもしろかったことって何だった?”

→子どもが話しやすくなり、自発的な表現が引き出されます。

こちらは営業でも活用される有名な技法です。
家庭でも取り入れることで、子どもの表現力も高まるということですね!
(早速取り入れます\(^^)/)

6.ミラーリング

子どもの話し方や姿勢に自然に合わせることで、親しみや安心感を与える技法

例えば

子どもが小声なら、親もトーンを落として話す
同じタイミングで飲み物を飲む、同じように座るなど

→無意識レベルで「安心できる存在」と感じやすくなります。

こちらも営業で活用される技法ですね!
確かに、子どもにこそ、一番安心して接してもらいたいです(^^)

活用のポイント

  • 一度で通じることは少ないので、「繰り返すこと」が信頼につながる。
  • 「話そう」ではなく「一緒にいる・同じ空気を過ごす」ことから始めると、心が開かれやすくなる。
  • 「正論」よりも「共感」のほうが、思春期には響く。

私は“私のところに生まれてきてくれてありがとう”と生まれた日からほぼ毎日伝えています。

また、小学1年生の時にいじめにあっていた息子くん。打ち明けてくれた日から何かあるごとに“私はいつもあなたの味方だよ”と、何度も何度も伝え続けています。

何度も、何年も繰り返し伝え続けることが、信頼関係の第一歩ですね(^^)

つい言ってしまいそうだけど、控えたい言葉がけをまとめました。

  • なんてことしたのよ!!
    頭ごなしに否定されたと感じ、子どもは萎縮して本音を話せなくなる可能性が。
     
  • こんなことしてみっともない、恥ずかしい!
    親自身の体裁を気にする発言で、子どもは「自分のことより世間体が大事なんだ」と感じてしまい、心を閉ざします。
     
  • あなたはこんなことする子じゃないはず
    子どもの行動と向き合おうとせず、問題解決につながりません。子どもにも「親はわかってくれない」と思わせてしまいます。
     
  • 誰に言われてやったの?
    責任転嫁させやすい言い方。
    本人の行動を直視させるよりも、他人のせいにするクセがついてしまう恐れがあります。
     
  • あなたが放任していたからでしょう!・おまえが甘やかし過ぎたんだろう!
    親同士が敵対する空気になると、子どもにとって最も安心な場であるべき家庭が「争いの場」になってしまいます。
    子どもは非常に敏感です。「自分のせいで両親の仲が悪くなった」と感じると、罪悪感・自己否定感が深まり、回復の妨げになります。
     
  • そんなに欲しいなら、相談してくれれば
    必ずしも悪い言葉がけではないですが、相談できなかったことに目を向ける必要があります。
     

補導されるまで行かなくても、ついつい怒ってしまったり、学校で友達と揉めてきたり…親である以上、子どもに注意しなければいけない場面はたくさんあります。

親自身の心の整理もできない中、子どもに注意するのはとても難しいと感じますが、”もしも”を想定して、子どもを傷つけない言葉がけをしたいですね(^^)

  • ”今、どんな気持ちでいる?”
    (内省促進)
    →自分が何をしたのか、それをどう感じているのか話すことで整理させる。
     
  • ”自分がお店の人だったらどう感じる?”
    (視点変換)
    →自分が起こしたことを、他者の立場・視点で考えさせる。
     
  • ”それで、まず、どうしたい?”
    (当事者としての対処)
    →「お店の人に謝りたい」と言った対処を自分から言い出すまで、気長に傾聴する。
     
  • ”私たちに何かできることある?”
    (援助者)
    →あなたと同じ側にいる、ということを感じ取ってもらう。
    「一緒に謝りに行こうか?」のような行動提起にもつながる。
     

中学生といえども、まだまだ子どもです。
自分のしたことと向き合えるように、親がしっかり関わって解決と成長に結びつける必要があると感じました!

今回は、学校からいただいた資料をまとめてみました!

意外と知らないアレコレ。とても勉強になりました。

何度も繰り返し伝えることが大切ということも、改めて感じました!

“万引きなんて…うちの子には関係ないわ”と決めつけず、しっかり“もしも”に備える必要があります。

塾に部活に、一緒にいる時間が減る中学生ですが、しっかり話し合って、信頼し合え、尊重し合える関係でいたいですね!

親は、自分自身の立場・自分自身の気持ちとは別に、親としての立場・親としての気持ちも存在するため、子どもを育てるのは本当に難しいと感じる毎日です。

私自身、まだまだ未熟なところもありますが、日々の接し方を見直して、子どもと一緒に成長し続けられる親でありたいと感じています(^^)

みなさんもぜひ、カウンセリング技法を活用して、日頃から子どもさんとコミュニケーションが取れる環境づくりに活かしてください♪

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