こんにちは!学歴ゼロママこと、ナーティです!
高校受験の関係で、中学生のうちに、英検2級の取得を目指している方も多いのではないでしょうか。
ただ、中学生にはなかなか難しい『英検』。
“英検3級って、中学1年でも合格できるの?”
“合格基準がわかりにくい…”
“ぶっちゃけ、何問正解すればいいの?”
合格に向けての目標がわからないと、勉強もやる気が起きませんよね。
この記事では、合格基準や難易度、問題の配点の内訳など、英検3級の情報を実際の体験をもとにまとめました!
家庭学習におすすめの教材も併せてご紹介。
→→合格へ導いてくれた教材の紹介はこちらをご覧ください
2025年4月にS-CBTで英検3級に挑戦し、見事一発合格を果たした息子くんの成績表を参考に、合格基準や配点などをわかりやすくお届けします。
ぜひ、道筋がしっかり見えた状態で、合格に向けて一歩踏み出してみてください(^^)
合否速報を確認する
S-CBTの合否発表の時期
S-CBTの合格発表は、試験から約1ヶ月後に、ネット上で行われます。
スピーキングの試験も行いましたので、一発で合否が確定します。
合否が早く確定するのもS-CBTの特徴です(^^)
→→S-CBTについての詳細はこちらをご覧ください
合否の確認方法
※こちらは、S-CBT受験者の合否の確認方法です。
※ 添付の画像はスマホの画面です。
1.『英検S-CBTについて – 試験結果』へアクセス
2.『受験者マイページ』をタップ

3.申し込みの際に登録したメールアドレスを入力して、『承認に進む』をタップ

4.チェックボックスにチェックを入れて、『メール送信』をタップ

5.届いたメールの『ログイン』をタップ

6.合否を確認したい人を選んで、『選択』をタップ
(我が家の場合は息子くん)

7.下へスクロールしていき、『合否閲覧』をタップ
(クリックする前に心の準備を!)


8.次の画面で合否がドンッッと出てきます
ドキドキ。息子くんの合否
息子くんの合否は……
ドキドキ、ドキドキ
結果は、なんと、合格でした(T_T)!!

息子くんおめでとうーー!!
そしてありがとうー!!
3ヶ月間の頑張りを近くで見てきたのでとっても嬉しかったです。
2人で飛び跳ねて喜びました(^^)
→→息子くんの勉強の様子はこちら
合格基準は?
合格基準が不明瞭で知られる英検。
今回は、CSEスコアについて判明している範囲で、詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
英検CSEスコアとは?
『CSEスコア』で、自身の英語力が、世界基準で計れます。
また、この『CSEスコア』で、合格かどうかの判断がなされます。
『CSEスコア』は『国際基準CEFR』にも対応しています。
「英検CSEスコア」とは、ユニバーサルなスコア尺度CSE (Common Scale for English) を英検の各級で表記したものです。
「英検CSEスコア」であなたの英語力を客観的に評価します。
特徴1:目標級までの点数が見える化
英検の成績表では、全級共通で『英検CSEスコア』が採用され、総合的な英語力や各技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)の力を一目で把握できるようになっています。
そのため、学習の進捗や今後の重点ポイントが明確になり、英検級のステップアップや自身の学習にも役立ちます。
\今回は◯点上がった!/
\3級まであと◯点!/
など、目標を持ちやすい仕組みですね(^^)
特徴2:合格ラインまでの距離がわかる
英検CSEスコアと合否をもとに判定する『英検バンド』では、「合格ラインまでの距離」を視覚的に示してくれます。
3級は『G3』
準2級は『GP2』
と表記されます。
成績表には一次・二次試験ともに表示され、合格基準スコア(英検CSEスコア)を上回ると“+”、下回ると”-” が付きます。
3級にギリギリ合格した人は『G3+1』
3級に余裕を持って合格した人は『G3+3』
3級にあと一歩のところで不合格の人は『G3-1』
今の実力や次の目標への距離感が見える化され、学習のモチベーションにもつながります!
特徴3:自身の英語力が世界レベルでわかる
英検では、自分の英語力が国際的な基準『CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)』で確認できます。
『総合CEFRレベル』と、『技能ごとのCEFR』レベルが判定されます。
CEFRはA1〜C2の6段階で「何ができるか」を示す世界基準で、学習や仕事における語学力の指標として世界中で活用されています。
(4級・5級はCEFR対象外です。)
C2 | ほとんどすべての英語を理解し、正確で自然に表現できるレベル |
C1 | 複雑な内容も理解し、場面に応じて柔軟に自然な表現ができるレベル |
B2 | 幅広い話題を自然にやり取りし、複雑な内容も理解・表現できるレベル |
B1 | 日常的な話題を理解し、簡単なやり取りができるレベル |
A2 | 身近な日常会話なら、簡単なやり取りができるレベル |
A1 | 簡単な表現を使って、基本的な自己紹介ややり取りができるレベル |
英検3級はだいたいA1程度
3級の合格基準スコア
- 1650点満点
- 合格基準:1103
→単純計算で67%以上の得点が必要
- 550点満点
- 合格基準:353
→単純計算で71%以上の得点が必要
バランスのいいスコア配点
問題数に関係なく、各技能のスコアは均等に配分されています。
そのため、技能ごとに1問の正解スコアが異なります。
- リーディング
問題数は30問ありますが、550点満点です。 - ライティング
問題数は2問しかありませんが、550点満点です。
そのため、バランスよく、各技能を得点する必要があります。
※特殊な採点方法を取り入れているため、受験者自身でのスコアの算出はできません
合格の目安は、全技能で6割程度
2016年度の試験では、3級は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格しています。
確実な合格には、それぞれで6割程度の得点が必要となってきます。
全技能が6割の正答数だと、スコア数が足らない可能性があるため、得意な技能はより高いスコアを目指しましょう!
気になる成績の内訳と必要な対策
総合スコア
4技能総合スコア:1529/2200
4技能総合CEFR:A1
英検CSEスコア | CEFRレベル | |
---|---|---|
リーディング | 360/550 | なし |
リスニング | 412/550 | A1 |
ライティング | 385/550 | A1 |
スピーキング | 372/550 | A1 |
一次 | 二次 | |
---|---|---|
合否 | 合格 | 合格 |
英検バンド | G3+3 | G3+1 |
合否基準スコア | 1103 | 353 |
獲得スコア | 1157 | 372 |
リーディング
360/550
- 大問1:短文の語句
正答数 3/15問 - 大問2:会話文の空所
正答数 3/5問 - 大問3:長文の内容一致
正答数 8/10問
唯一、CEFRレベルがつかなかったリーディング
始めから一番心配だった単語・熟語・文法の問題が撃沈でした(o_o)
小学生や、中学1年生は、知ってる単語数が極端に少ないので、しっかり対策する必要があります。
↓↓子どものやる気が続く、おすすめの単語帳はこちら

熟語や会話文まで網羅してます。
リスニング
412/550
- 第1部:会話の応答文選択
正答数 7/10問 - 第2部:会話の内容一致選択
正答数 9/10問 - 第3問:分の内容一致選択
正答数 10/10問
さすが、0歳から英語を習っていただけあります!
英語耳は育っています(^^)
練習の時は、第1部に苦戦していましたが、7割取れているのでよくできました◎
学習アドバイスの欄には、音声のすぐ後に続いて英文を読むと効果的とありました!
やっぱり、音読は大切ですね。
ライティング
385/550
- 大問4:eメール
正答数 内容2/3点・語彙2/3点・文法2/3点 - 大問5:英作文
正答数 内容2/4点・構成2/4点・語彙2/4点・文法2/4点
英文を書くことに慣れていない段階ではまずまずの点数でした!
ただ、本当にギリギリの合格点。
準2級では、もっと英文を書くことに慣れて、さらに上を目指したいですね。
たくさんの長文問題を実際に解くことが大切だと感じました。
↓↓リスニング・ライティング対策におすすめのYouTube動画はこちら
『こども英語ガイド』

しげるおもろい!
ついつい見てまう!
(呼び捨てですみませんm(_ _)m)
スピーキング
372/550
- 音読
正答数 4/5点 - Q&A
正答数 17/25点 - アティチュード
正答数 2/3点
S-CBTという難しい条件の中、見事合格してくれました(T_T)
予想していた通り、周りの人の声はすごい聞こえたみたいです。
“周りはみんな上級者”
の暗示が効いたみたいで、集中して話せたとのこと!
→→息子くんに効果てきめんだった暗示についての記事はこちら
↓↓リスニング対策おすすめのYouTube動画はこちら
『とらSensei』

英語できない親の救世主!
合格できた勝因は?
今回、合格するか?しないか?ギリギリの状態で受験した英検3級S-CBT試験。
なんとか無事合格できた勝因は、なんといってもリスニングの高得点でした!
とはいっても、4技能すべてが得点できていないと合格はできません。
4技法をまんべんなく学習し、その上で得意な科目で合計点を合格圏内に引き上げるのが、合格への近道です。
↓↓英語力を総合的にアップさせてくれた教材はこちら

いい感じのイラストやん♪
これから受験する中学生の方へ
中学生卒業レベルの英検3級。
挑戦するだけでも、とっても素晴らしいことです。
ただ、せっかく受験するなら、合格したいですよね!
4級までにはなかった、ライティングとリスニングが加わり、難易度もアップします。
大切なのは、音読と繰り返し問題を解くこと。
試験の直前は、ライティングのコツを確認するのがおすすめです。
(ライティングは配点が高いため)
ぜひ、試験当日までしっかり勉強をやり抜きましょう!
おわりに:受験するたび成長できる
今回は、S-CBTの合否の情報と、息子くんの合否についてをお届けしてきました!
無事に英検3級S-CBT試験に合格した息子くん。
今は準2級へ向けて、毎日勉強に励んでいます。
たとえ一発合格できなくても、受験するたびに確実に実力は付いています。
高校入試のための2級取得まで、何度も挑戦し、成長していって欲しいです(^^)
この記事で、明確な目標を見定めて、ぜひ3級取得を目指してください!
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